7月16日はなんと、浜松の静岡文化芸術大学で講義をさせていただきました!
浜松駅から徒歩10分ほどの広々としたキャンパス。
約70〜80名程の学生さんに向けて、「ゲームと遊びのデザイン」というタイトルの授業で「ジャズのおもしろさ」についてお話をさせていただきました。
今回お話をさせていただいた学生さんは主に色々な物のデザインを勉強されている方々で、物のデザインを始め、ゲームを作ったり、イベントを作ったり、遊べる物を作ったりと幅広くデザインについて学んでいるようです。
普段レッスンは長年行っているものの、大学での講義となるとどんな風に進めたら良いのか全くわからない中、手探りでの講義となりました。
ジャズについて全く馴染みのない学生さんも多いため、まずは身近に感じてもらおうと、普段の生活の中でデパートや飲食店などさまざまな所でジャズって流れているよとか、自分がジャズの楽しさを知ったきっかけ、簡単なジャズの歴史の始まり、ジャズの定義のようなもの、アドリブについて、などを実際ピアノを弾きながらお話しました。
同じ曲でも弾く人や編成によって全く雰囲気が変わるよという事で、楽譜を指差しながらいろんな人の枯葉も聴いてもらいました。
マイルスデイビス、ビルエバンス、エローラガーナーなど。
今は聴き比べが簡単にできるので面白いですよね。
そして、意外と簡単にアドリブで演奏に参加して楽しめるよという事もお伝えしました。
例えばcのジャズブルースではソとドだけ使って適当に弾いてみようから始まり、少し音を増やしてみるとか、他の音色でやってみる、あとはちょうど講義直前に見たホースみたいな楽器?がド、ソ、シ♭の音が出たので、それを振り回して一緒に演奏してみるなどしました。
講義について皆さんが感想を書いてくれたのですが、温かいコメントばかりで皆さまの優しさを感じるとともに講義を楽しんでもらえて、そしてジャズを身近に感じ、楽しめるものだなというのをお伝えできたようで良かったです。
私としてもとても貴重な体験をさせていただきました。
これから日本を作る学生さんに、世の中の楽しい事を知ってもらい、またそこから新たに楽しいことを生み出してもらえる事を期待しています✨